「めぐみ めぐる てんり」は奈良県天理市の”健やかな美しさ”をとおして伝えていくプロジェクト。

地元・奈良県の仕事でもあり、私にとっても美しさの再発見が続きました。

特にタペストリーに使われた写真は、天理の神さんたちに「ここを撮るといいよ」と差し出してもらったような風景ばかりだと感じてます。

風がふいて旗がゆれたり、雨が止んで日が差したり、ドンピシャのところに人が歩いたり・・・

まほろな土地をゆっくり呼吸して、歩くスピードを緩めて、いつもよりたっぷりと時間をかけて撮影している私が、いちばん健やかさを体感してるんじゃないかと実感していました。